2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
バトラーツは青春みたいなプロレス団体だった。若いメンバーが集まって、強くなることにも楽しむことにも全力で、だからこそ面白くて、だからこそぶつかり合って、傷ついて、ばらばらになって、終わりを迎えた。バトラーツの旗揚げとサムライTVの開局は同じ…
青木真也選手のことが怖かった。試合後のバックステージでいつもばっさりと対戦相手を斬っていて、KO-D無差別級王者の上野選手に指名された時でさえ「上野は弱い、上手だけれど強くない」とピシャッと言っていたので返す言葉が見当たらなかった。 そんな青木…
それは突然の発表だった。新日本プロレス10.14両国大会第6試合、棚橋弘至デビュー25周年記念試合と銘打たれた試合後。ひとりリングに残った棚橋選手はマイクを持ち、再来年の1.4、2026年1月4日東京ドームでの引退を発表した。師匠でもある武藤敬司選手がかつ…
イホ・デ・アレブリヘ選手がふく面ワールドリーグにやってきた! みちのくプロレスのふく面ワールドリーグが7年ぶりに始まった。4年に1度開催されていたのが、前回2020年がコロナ禍で当然のことながら世界中からマスクマンが集まってくることが出来ずに中止…
どれだけ言葉を尽くしても伝わらない思いを、プロレスラーはリング上で戦うことで相手に伝えることが出来る。その関係を、うらやましいな、と思うことがある。安全なところから見ている私たちにはたどり着けない、心と体を賭して相手と向かい合うプロレスラ…
レモンと塩とわさびとからしにまみれたアブドーラ小林選手は「いいとんかつじゃねえか!」と叫んだ。こういう時のアブドーラ小林選手の言語センスは図抜けている。試合終盤に負ったケガのインパクトがかなりあって、試合が決した後もお客さんはどよめいてい…