昭和モダン着物。
母から着物を3枚貰いました。いずれも母が若い頃に仕立てたモノなので相当の年季物なのですが、まあそのモダンで可愛らしいことといったら仰天もので、「着る!絶対着る!」と宣言して預かってまいりました。
タイトルの画像は母が18の時に新宿の伊勢丹で仕立てた訪問着だそうです。えーと、ざっと40年は前のものでございます。「これほんとに着てたの?!」とびっくりするくらいアヴァンギャルドな柄で、この画像だと全体像はわかりにくいですが淡い白地に黄色いぼかしが入って、ピンクやらオレンジやら黒に金のふちどり(!)の薔薇みたいな花が咲き誇っております。
帯も目の覚めるよな色の組み合わせ。
小紋は可愛らしく。孔雀みたいな柄とナデシコみたいな柄。
思えば私も成人式の時に振り袖を仕立ててもらい、相方のお母様にも訪問着を仕立てて頂いたのですが結局ほとんどどちらも着てない。もったいない。なのでこれからはちょっとしたパーティ*1にお着物を着ていけるようになりたいです。でもいいですよね、18になったらお呼ばれ用に着物を仕立てるっていうならわし。いつから「成人式に振り袖を」つうことになってしまったんでしょう。わたくしだって「キモノいいなあ」と思い始めたのなんてほんとここ最近なんですから。
- 作者: 豆千代 mamechiyo
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ちなみに。亡くなった祖母が何度も着物を仕立てていたのは。
松任谷由実さんのご実家でした。母の口から「ああこれユーミンの実家で仕立てたのよ」という言葉が出たのが面白かった。ユーミンて。
でガーリーモードな一日ついでにビーズで指輪とか作っちまった!
ビーズ細工したのなんて中学生以来です。
思い出したよパーティ。あったよパーティ。今年の東スポプロレス大賞にはおキモノでゆこうかしら。しかし着物姿で場内走り回ってインタビュー録るのはキビしそうだな・・・。
*1:ミタ家では頻繁に使われる言葉で、ちょっと良さげなお洋服やバッグなどを見るとすぐに「これちょっとしたパーティなんかにいいんじゃない?」という会話になるのだがちょっとしたパーティに参加する機会などそうそうなかったりします