ウルティモ・ドラゴン最終興行。

究極龍の最後のお姿を見ておかなくては、と後楽園へ。とても華やかで賑やかなラインナップ。みちのくふたり旅*1の公式戦もあり、それも新崎人生野橋真実組vs佐藤秀・恵組。この2組がで同じムーブで戦っていると、リングを2つに折り畳んでもきっちり重なるんじゃないかと思うほどだ! この間生ゴンのゲストに来て頂いた時id:sayokom:20041005には見分けがつくぞ、と自信持ってた佐藤兄弟ですが、いやリング上では全然わかりませんでした。リング下では国際プロレスのデビル・サタンばりのぐるぐる廻る「わからない」攻撃で入れ替わり、レフェリーを幻惑。それならばと人生・真実組もぐるぐる廻ってましたがそれはわかるよ! ただ真実選手はきっちり人生選手を寸分違わず縮めた感じ。マトリョーシカみたいでした。人生選手の中から真実選手が出てきそうだ。
これがマトリョーシカ
メインのウルティモ選手特別試合は、『初代タイガー・三代目タイガー・四代目タイガー組vsウルティモドラゴン・獣神ライガー・ザグレートサスケ組』という、豪華絢爛ぶり。金本選手がタイガーマスクのフルコスチュームで登場したのも良かったし、赤い獣神ライガーにもどよめきが。そして初代タイガーのあの動きったら! 物理的にはあり得ないんじゃないかと思うくらいの、美しい放物線を描いて飛んでいくちょっと丸めの虎戦士。最後はその佐山タイガーのタイガースープレックスウルティモ選手が沈み、13年間に及ぶ「ウルティモ・ドラゴン」を一旦封印。次のステージはどうやら悪役として、WWEが待っているようです。どんな素顔での登場になるんでしょうかね! 試合後サスケさんが「もぅぅ悪役宣言なんかするから抱き合って泣きたかったのにそのタイミングがありませんでしたよぅぅ」と嘆いていたのがしんみりと良かったです。