プロレス
飯伏幸太がG1クライマックスを優勝した。あの銀色のテープが舞うなかで飯伏が両拳を天に突き上げている様を目の前で見ても、なんだか現実とは思えなくて心が落ち着かなかった。 今年のG1で飯伏幸太は苦しんでいるように見えた。勝敗の数字以上に、身体と心が…
「テレビでやってるプロレスだけが、東京でやってるプロレスだけがプロレスじゃないんです！」 栃木県からやってきて、この日晴れて天下統一の旗を手にしたEAGLEプロレスの吉田和則が、東京ドームのリング上で叫んだ。毎年1月に日本中の美味しいものや賑やか…
新日本プロレスから八木哲大選手の退団が発表された。2017年5月にヤングライオンとしてデビューして1年、これからどんなプロレスラーに花開くのだろう、と思っていた矢先だけに正直、とても寂しい。八木選手には今年の3月に、新潮社／編 『NEW WORLD2―新日本…
センダイガールズプロレスリングの里村明衣子が、DDTプロレスリングの頂点、KO-D無差別級のチャンピオンになった。 これはもちろんKO-D18年の歴史の中で初めてのことで、男子の団体のトップのベルトを巻く女子プロレスラーというのはあまり例がなく、とてつ…
今年のG1の決勝が棚橋弘至vs飯伏幸太、という顔合わせになった時、これはギリシャ神話だな、イカロスだな、と漠然と思っていた。ロウで固めた翼で太陽まで飛んでいく、あの有名な話だ。 もちろん太陽が棚橋弘至で、イカロスが飯伏幸太。太陽に近づくことで翼…
9月2日WRESTLE-1横浜文体大会メインイベント、WRESTLE-1チャンピオンシップ芦野祥太郎vs黒潮"イケメン"二郎戦。試合が始まってほどなくすると、不思議な歌声が聞こえてきた。Come on Ashino, Come on Ashino, Come on Ashino!プロレス会場で聞き慣れないその…
最初にミスター・ポーゴさんを知ったのは、サムライTV開局直後の1996年のことだった。ポーゴさんの引退と大仁田さんの復帰がかかっていたように覚えているけれど、あちこちの会場でお願いしたりされたりしていて、そのひと言ひと言にファンも熱狂してポーゴ…
河崎実監督、飯伏幸太主演で7月16日土曜日から公開される「大怪獣モノ」を一足早く関係者試写で見せて頂きました。まあどうしても飯伏選手中心に見てしまうのですが、飯伏選手のプロレスラー人生を早回しで見ているような、ドキドキしてワクワクしてそれでい…
2016年5月9日に、わたくし三田佐代子初の著作、「プロレスという生き方」という本が中公新書ラクレから出版されることになりました。 これまで週モバやゴング、サムライTVの猫耳アワー、そしてcakes というクリエーターサイトなどでプロレスについて書かせて…
天龍源一郎選手が引退した。「お腹いっぱいのプロレス人生」を走り切り、現在進行形の最先端を突っ走るオカダ・カズチカに何度も吹っ飛ばされ、歯を食いしばって立ち上がり、そしてボロボロになりながらも最後は自分の足でリングを降りた。本当に、カッコ良…
▽第1回 DDT48総選挙2010 結果発表 2010年10月7日 有効投票総数：5,973票 1位 512票 男色ディーノ 2位 498票 佐藤光留 3位 309票 チェリー 4位 258票 HARASHIMA 5位 254票 飯伏幸太 6位 233票 高木三四郎 7位 231票 中澤マイケル 8位 230票 アントーニオ本多 …
我闘雲舞初の後楽園大会は全てがきらきらしていました。いまを生きる少女たちのきらきらした歌声。タイからやってきたプロレスラーたちのきらきらした笑顔。色とりどりの紙テープ、躍動する命、王者の貫禄、敗者の悔しさ、そしてお客さんたちの歓声。さくら…
新日本プロレスワールドで飯伏幸太選手のオリジナル動画、「#13 ゴールデン・スターのひみつきち」という動画を見た。このNJPW Documentaryというシリーズは選手のプライベートな日常を見せてくれるシリーズで、真壁選手が地元に帰って同級生とケーキ屋さん…
ほんとうに、あっという間の出来事だった。DDT6.28後楽園、セミファイナル。この日は8.23両国大会のメインイベントの挑戦者を決めるKING OF DDTトーナメントの準決勝と決勝があり、その間に組まれているセミファイナルにそれほどの大きな意味があるとは思い…
人には誰しも使命がある、と思う。それは何も世界を救うとか人類の暮らしを変える大発明をする、とかじゃなくて、自分の身近な人を幸せにするとか、与えられた仕事をきちんとするとか、そんなことでもいい。とにかくどんな人にも成すべきことはある。恐らく…
ポレポレ東中野で劇場版プロレスキャノンボールを観てきました。本編終了後に今成助監督が同伴してきた永島勝司さんとのティーチインがあり、それはそれはもうど真ん中でカテェ感じのトークだったのですが、永島さんが「ジャパン・ナガシマ」という名の新団…
久々にプロレスのことを書きます。何故ならG1クライマックスがあったから。私が１年で一番好きなプロレスのシリーズで、そしてそこに、大谷晋二郎選手が出たからです。今年のG1参加メンバーが発表になった時に何より「おお！」と思ったのが、大谷選手の出場…
DDTの高木三四郎大社長の初の自伝、「俺たち文化系プロレスDDT」を拝読いたしました。俺たち文化系プロレス DDT作者: 高木三四郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/04/11メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 107回この商品を含むブログ (24件) …
G1終わっちゃいましたね。ということは夏が終わっちゃうんでしょうか。否！ まだプールにもビアガーデンにも盆踊りにも地引き網にもラジオ体操にも行かないうちに（後ろ２つはそうそう行かない）終わっていいわけがない！ 今年は土日の両国大会に伺いました…
正直お客さんがちょっと淋しくて私自身も淋しい気持ちになりましたが、ていうかG1て１年の中で一番私にとっては大事なシリーズだと思っているので。小島選手がどえらく安定感があって存在感が凄かった。金本選手が圧倒的支持を受けてた。でも最後はまたも天…
今年は新木場で一週間、連日色とりどりの選手のプロデュースで行われましたDDTビアガーデン。「ビール」「開放感」「プロレス」とわたくしの好きなモノがぎゅぎゅっと詰まっております。 日程上伺えたのは１１日のディーノプロデュースデイと、１３日の通常…
『“キス男”中尾がPRIDE参戦「カッコイイ男とやりたい」』 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20060615-00000026-spnavi-spo.html 中尾は「カッコイイ男がいい」とニヤリ。榊原信行ＤＳＥ代表も「いい男を用意しろと言われた。またキスし…
ええっと久しぶりの日記がこんなですみませんが、どうしても書きたくて。 「郷野がコスプレ吉田をパロった!!」http://www.daily.co.jp/ring/2006/06/05/0000044808.shtml 郷野が“金髪アフロの鈴木雅之？”に変装し、息の合ったラップダンスで入場。 http://sp…
http://www.kbnet.co.jp/rokkakubashi/ さあ、今日は２年ぶりの商店街デスマッチ！ ↑これは六角橋商店街の公式HPなのですが、いきなりトップにおどろおどろしい商店街デスマッチの文字が。 〜素朴な疑問Q＆A〜 Q.観客は安全ですか？ A.自己責任でお願いしま…
昼の部はユニオン。猪俣選手の引退時代の相手を務めた男色ディーノ、初めて見る強くて怖いシリアスファイトで猪俣選手の壁に。最後３カウントで押さえ込みながら先にディーノ選手の方が泣いていて。こうやってプロレスラーは、いろんな選手の思いを背負いな…
赤レンガプロレス祭りです。何だよもう、というくらいお天気が良くて当然横浜みなとみらいは観光客でいっぱいでちょっとした遠足気分だったのですが、昼夜女子プロレスを見てわたくし反省しました。うかつにも「女子プロが元気がない」とか言ってしまいがち…
PPV観戦。当日地上波で即日放送するのはわかっておりましたが、どう考えたってアリスターvsヴェウドムとか絶対やらんだろうしジョシュの入場とかカットされちゃうだろうと思ったので、ええ３１５０円払ってPPV買いましたよ買いましたってば。 高坂選手の鬼気…
本当に楽しかった。笑って泣いてびっくりした。ものすごくおおざっぱに言うならば「マンモス半田公開どっきり企画」と「仮装大賞」の２本立てだったのですが、まあもちろんそれだけに留まるわけもなく、プロレスの向こう側にあるはずのマッスルでその更に向…
超・満・員。最初から最後まで、試合もスキットも力入りまくり。全てに意味があって、全てにテーマがあって。ジェットランブルでPRIDEのテーマと共に南側に勢揃いしたジェット達が壮観。ケロさんに心おきなくブーイングが飛ばせてそれはそれで良いのかな、と…
ブラックアイ２さんから、 『日本大好き！ ジャイアント・バーナードの素顔。』http://www.njpw.co.jp/sp/2006/0501.html 以前番組のゲストでいらっしゃった時、スタジオの入り口が低くて「頭上注意」と書いてあったのに頭をぶつける仕草をしていて超cuteで…
