遅ればせながら2.16全日本代々木大会の感想などを。

非常に雰囲気が暖かく、「いいプロレス見に来たぞ!」という意気込みが充ち満ちた大会でした。休憩ナシでテンポも良く。健介選手が諏訪間選手を完膚無きまでに叩きのめしてプロの厳しさの洗礼を。武藤選手はムーンサルトで棚橋選手を押さえ込んで、試合後には大変珍しく自ら棚橋選手をhugし手を挙げて讃えてました。ああ、これが次世代に託すってことなんだなあと感動していたら、コメントでは「いやあまだまだだよ!」と武藤節炸裂。そうそう引導渡されても困りますからね。メインは小島選手が感動の初戴冠。へろへろになった勝者の手を引っ張って立たせた川田選手が、自らベルト巻いてあげたのも感動だし、試合後「だって小島くらいしかいないし」と川田節炸裂だったのも良かったです。武藤選手といい川田選手といい、次世代へ託す気持ちと越えさせない意地との両面があるからこその名勝負。
ちなみにスポナビの第0試合のレビューが可笑しいです。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200502/16/a08.html
「かれこれ5回ぐらいフォールにいったところで」の『かれこれ』がツボでした。