ドンジャラ、丸儲けならず。

一時帰国している両親と妹夫婦とウチ夫婦というご一行様で、湯河原へ泊まりにゆく。みな勤めの形態がばらんばらんなので一同に会したのが結婚式以来。妹のダンナと私の連れ合いが2人きりになったら果たして会話が成り立つのか?!(←互いに引っ込み思案系)という一抹の不安は残しつつ、夜を徹して飲む打つ喋る三昧でございました。

打つ、とは何のことかと申しますと、実家の押入れ深くに眠っていたパーマンドンジャラを引っ張り出して、家族対抗の賭場を開いたのであります。雀士の父親と連れ合いが麻雀用語オンリーで相手をけん制し合うゆえ周囲はぽかーんと置いてけぼりになり、母親は「このヒトは顔が嫌いだからイヤ」とか少女のようなことを言いながら牌を集めるので「恐らくかば夫は集めていないだろう」とバレバレになり、アタシはアタシで元来のがめつさ丸出しで来たモノ全部集めたがるのでちっとも上がれず、つくづく皆の性格が出てしまいました。

これが我が家に眠ってたモノと同タイプのパーマンドンジャラ。妹がお年玉を貯めて買ったものだったらしい。

最近自分も年を取ってきたせいか時折しみじみしてしまうのですが、誰が何処で何をしていようと家族みな心身共に健やかなら大抵のことはクリア出来るように思うのです。これは何モノにも代え難い幸せです。てことは私は幸せです。

ちなみにドンジャラは父が大勝ちして私と妹からカネを巻き上げて終わりました。私がオトナ気ないとしたらそれは間違いなく父親似。