闘うファイター。

sayokom2005-04-21

新日本プロレス後楽園ホール大会へ。「春のG1」ことニュージャパンカップの準々決勝が行われております。
カシンが帰ってきましたよ、新日本に! カシンvs吉江という公式戦でスーツ姿の永田選手の手を無理矢理引いて登場し、セコンドに据えておりました。「レフェリー、重すぎるよ!」と吉江選手の重さに文句を言い、何度もふっとばされてはヤル気をなくしてリングアウトし、永田選手に連れ戻されるという素晴らしい展開。手に噛み付いては「こいつが指入れてきたんだもん」と。そんなはずはないでしょう。
そんなこんなで勝利の後は敬礼ポーズ。嫌がる永田選手をも盛り立てて強引にコーナーに上がらせて敬礼ポーズをさせると自分はさっさと帰ってしまうという、最後の最後までカシンワールドを堪能いたしました。ああ良かった、また日本でカシンが見られて嬉しいですよわたしは。
さてカシンワールド以上にある意味凄い世界だったのが、中西ワールド。中西vs蝶野という公式戦で、もう何がどうしてこうなっちゃったのかと思うくらいの大・野人世界バージョンアップ。いつも以上の奇声にいつも以上のリアクション。足踏みして手招きして蝶野選手を対角線に立たせると、両手で「ゲッツ!」みたいに照準をしぼってから ラリアットじゃなくてスピアー。あまりの衝撃*1後楽園ホールが揺れた。試合後も
「ドームのIWGPは天山なんかに任せられるか。ベルトを取り戻すのは闘うファイター 、この俺や!」
と力強く宣言。闘うファイターて、言葉かぶってませんかね? 気のせいですかね? 24日大阪ではカシンvs中西ですよ。もうどうしましょう。気になって夜も眠れませぬ。
ちなみにメインの棚橋vs金本戦も本当に素晴らしい試合でした。プロレスの醍醐味充分。
タイトルの写真は今から8年前、97年5月にインタビューさせて頂いた頃の中西学選手です。クロサワとして帰国後、小島聡選手とIWGPタッグ王者になったばかりの頃なのです。http://www.njpw.co.jp/histry/tag_main06.html#031

*1:笑撃、とも言う