ディファカップ決勝戦。

丸藤・KENTA組vs日高・藤田組の決勝戦は、もう素晴らしすぎました(相変わらずの貧困なボキャブラリ)。ぽろぽろ泣けました。日高・藤田両選手お見事でした。これまで決して恵まれていたとは言い難いであろうこの両選手のプロレス道を思い返してなんか無性に感動した*1。そしてやっぱり丸藤・KENTA組は素晴らしいチームです。この2人がすげえ強いからこそこの試合が素晴らしかったんです間違いなく。
3カウントが入り、場内が大爆発し、そんな中藤田選手が滂沱の涙を流し、それを『相方』の日高選手がしっかりと抱きとめているシーンが泣けた。ああそういえば昔もこんなことがあった*2なあと思い出しながら。辛いことを乗り越えて後、信頼しあえる『相方』がいるというのは何て素晴らしいことなんでしょう。
でもこれだけじゃなかったんだ今日は。生来のいじめっこキャラ炸裂だったKENTA選手が最後に今回のディファカップ実行委員長兼リングアナのオッキー沖田さんに向かって「オッキー、リング上がって!」と言った時その場にいた誰もが「またイジめられる!」と思ったことでしょう。でも、違ったんですね。優勝賞金の巨大小切手を「これ責任持って星川選手に渡してよ」だって! 恐らく日高・藤田組に感動して実は既に泣いてたオッキーの涙腺はこれで完全にたがが外れてしまい、号泣。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/photo/200505/im00013063.html 最高のエンディングでした。
プロレスを取り巻く全ての人々にたくさんの幸せがありますようにと、心から祈る今日。

*1:そういえばこの2人とも、デビュー戦を見ているのでした私

*2:99年2月、大日本後楽園大会でそれまでタッグを組んでいた日高vs藤田の記念すべき一騎打ちがあったんだが、試合後余韻を確かめる間もなくポーゴ様乱入、若い2人が悔しさのあまり号泣し結果藤田選手が大日本を辞めてしまう