NOAH5周年記念東京ドーム大会、その名は「Destiny」。

sayokom2005-07-18

いやもう素晴らしすぎました。プロレス力(ぷろれすりょく)みたいなモノをリング上からもドームいっぱいのお客さんからも万遍なく感じました。

この日まずびっくりしたのは、東京ドームシティ界隈に金髪やら水色の髪の人やら、もっというなら黒マントの人やらおへそを出した人やらがぎょうさんいらしたこと。いったいどうしたんだ、今日のNOAHはハロウィンの666興行ばりに仮装コードがあるんだろうかとビビりたじろぎましたところ、どうやらコスプレフェスタなるものが開催されていた模様。ほっとしました。ちなみにそこにはムシキングはいなかったようです。

凄かったですね。小橋vs健介。まず嬉しくなっちまったのは小橋選手が旧テーマで出てらしたことですよ。私このテーマ好きだったんだー。小橋選手は今ひとつテーマ曲が「これ!」というふうに定着しない感があったのですが、今回これでドカンと来ましたからね。大小橋コール。もうこれにしよう、グランドスウォードに。
この試合は「小橋vs健介だったらきっとこうなるかもね!」というみんなの期待通りの攻防で、しかもその期待を遙か100億光年倍*1くらいにしたほどにすさまじかったです。きっとロックアップで力比べするだろう、逆水平合戦になるだろう、ラリアット相打ちするだろう、とわくわくしまくっていたら、そのわくわくが銀河系最強な感じで凄かったです。何書いてるのかわからなくなってきました。
あれだけ(日刊スポーツによれば200発以上だったらしい)逆水平を、5分もそれだけを打ち合っていたら凄すぎて笑うしかない、という気持ちになってきてしまうのですが、今回はその可笑しくなったのを更に通り越して歓声に戻ってました。その後も場外での攻防などいちいちもの凄く、私の後ろで見ていたお客さんが「もうやめてくれ! 心臓に悪いよ」と6万人を代弁するようなことをおっしゃってました。本当にありがとう、小橋選手も健介選手も私たちプロレスファンの誇りです。だってこんなことプロレスラーじゃなきゃ絶対出来ねえですもの。

この日は残念ながらニュース侍のオンエアがあったので、セミファイナルまでしか見られなかったのですが*2、帰宅後日本テレビの中継で三沢vs川田を見て、これまた大感動です。この2人にしか出来ない緊張感、この相手だからこそここまでやってしまう悲壮感、これもプロレスにしかない深さです。それにしても日テレの中継素晴らしかったですね。まずいきなりメインから見せてくれる大英断。小橋vs健介も矢島アナと高山さんの解説で見たらまた面白さ&感動倍増でした。序盤のリング挟んで小橋選手と健介選手がにらみ合うカメラワークなんて最高だものなあ。

本当に今日は東京ドーム大会に関わった皆々様全ての大勝利です。プロレス力(りょく)、こんな言葉がぽっと大会中に思い浮かびました。

*1:光年、は距離の単位じゃねえかとかそういう野暮なことは言いっこなし

*2:それでも進行が非常にスムーズで休憩もなかったのでセミまで見られて大感謝です