「俺たち文化系プロレスDDT」を読みました。

DDT高木三四郎大社長の初の自伝、「俺たち文化系プロレスDDT」を拝読いたしました。

俺たち文化系プロレス DDT

俺たち文化系プロレス DDT

読み物として純粋に面白かったです。仕事後のファミレスでドリンクバー(not維新力さん)片手に一気読みしました。
高木さんの半生及びDDTという団体の歴史が非常に痛快であることと、それから何より人と人って惹かれ合って出会うんだなあというのがちょっと感動的でした。
マッスルの時にも思ったんだけど、マッスル坂井アントーニオ本多と鶴見亜門という希有な才能を持った人たちが出会うことで、今のマッスル的世界が出来上がっているわけじゃないですか。それと同じように、例えば男色ディーノDDTというリングにたどり着いたこと、飯伏幸太という天然天才レスラーがDDTで生まれたことって、これはもう偶然じゃなくて必然なんだなあって思うんですよね。やっぱり、人は必要とされているところにたどり着くんだなあ。それはとても素敵なことなんだなあと、思ったのでした。