サバの困惑。

sayokom2008-06-24

タビがどうして我が家にやってきたか、を書く前に、サバについて書こうと思います。
今回の件は今のところサバにとっては降ってわいたような混乱と当惑でしかなく、不信感のかたまりで体調を崩しているサバを見るのは心底辛い。
そもそも由緒正しき血統書付きのロシアンブルーとしてブリーダーさんのお家でこの世に生を受け、雨風に当たることもなく大切に大切に育てられ、我が家にやってきてからも私と相方の愛情を一身に受けて文字通り女王様として君臨していたサバ。そんな毎日が突然、黒い小さな生き物にとって侵略され、私たちの関心も独占できなくなった、というのはサバにとって全く理解しがたいところなんだと思う。
この家の全てが自分のもので、眠りたい時に眠りたいところで眠り、甘えたい時に甘えたい放題だったサバ。世の中にはサバみたいに生まれたときから幸せが約束されている猫ばっかりじゃなくて、ほとんどは過酷な環境で生きていかなくてはいけない野生の猫で、そんな可哀想な猫の一匹がたまたま家にやってきたんだから、どうかサバも仲良くしてあげて欲しい。タビが来たからといってサバの権利とか私たちのサバへの愛情が変わるなんてことは1ミリもなくて、これまで通りサバは我が家の女王様なんだから安心していいんだよ、ってことを理解してくれっていう方が無理なんだけど。
いかに私たちがサバのことを愛していて、家に居るときはいつもサバの方ばっかり向いてるだけじゃなく、外にいる時でもサバの話ばっかりしていて、犬を見ても車見ても「これサバに似てる」とかいう会話をしているってこと、伝わるといいのだけれど。