親のありがたさ。

みちのく後楽園大会。サスケさんは出ないし新キャラクターの選手ばかりだしで、いったいこれはどんな大会になるのだろうと少々不安に思いつつ後楽園に向かったのですが、超満員、とても暖かい大会でした。オープニングで暗転、明るくなると選手全員がリングに集合。人生さんの「こんなに開催が待ち遠しい大会はありませんでした。皆さんは歴史の証人になって下さい!」という震えるご挨拶にしびれた!
今日のメインはフジタJr.ハヤト選手デビュー戦。金髪にレゲエで入場してきたハヤト選手は堂々とした煽りっぷりで、一瞬山本KID選手が入ってきたのかと思いました。対する相手は中嶋勝彦選手。あの中嶋君が、もうデビュー戦の相手を務めることになるなんて、早いよ成長が早い早い。
試合はさすがに中嶋君のキャリアと冷静さが上回る展開に。中嶋選手がこの半年で、いかに大きな選手や大きな場にもまれてきたかを改めて思い知りました。ハヤト選手のセコンドについた人生選手が、思わずエプロンに駆け上がってハヤト選手に檄を飛ばすシーンも。ハヤト選手の必死さ、気持ちの強さは存分に伝わってきましたよ。
試合後はリングサイドに座るお父さん、お母さんと涙の抱擁。コメントでもご両親のことになるとあの強気な目が涙でいっぱいになってました。素晴らしい親子です。
佐々木家は一家で今日はお見えになっていたのですが、健介さんは「いやあ俺もちょっと泣いちゃったよ。いいねえこういうのって」と嬉しそうに。「人生さんの必死な姿観てたらドームでの中嶋vsライガー*1思い出しちゃった。同じ気持ちだったと思うんですよ」とおっしゃってました。様々な親子の絆に心が洗われる気持ちになった試合でした。