メインイベンターの使命。

DDT後楽園大会でした。PRIDEのテーマ曲に乗って登場したサルのやっちゃんはもはやサルというよりヴァーゴンみたいになってたし、諸橋選手の可愛い実弟は橋本選手にヒドい目に遭うし、控え室泥棒の犯人は結局捕まらないままだし、K-1ワールドMAX準優勝の新田選手はすっかり蛇光だし逆に猪熊戦闘員は解雇されるし、メインでは高木選手がディック東郷選手の牙城を崩せずベルトは戻って来ないし、いわゆるハッピーエンドでは終わらなかった大会なのでした。
唯一明るい材料としては日本プロレス史上恐らく最軽量（但し有刺鉄線やイガグリはたぶん苦手）の新人選手ヨシヒコ（画像はこちら）の空中殺法がどんどんスーパーミラクルになってきている点でしょうか。
さてそんな中（どんな中だ）メインで流血戦の末破れた高木三四郎選手が、よれよれのままマイク握ってお客さんへの感謝を述べ、その後も生声で集会行ってお客さんを暖めて帰すっていうのはメインイベンターとしての使命感なんだなあと、さすがだなあと思ったのでした。