12.2DDT新木場〜シュプレヒコールの波、通りすぎてゆく。

実は今のDDTは、DDT本隊・ユニオン・クルーザーゲーム・マッスルという4つのブランドを平行させしかもどれもきっちりお客さんも入れて成功を収めているという、非常に天晴れなプロレス団体だったりするのですが、この日はその4ブランドがそれぞれ提供試合を行ったのでした。マッスルでアフロかつらが取れて激昂する鶴見亜門とか、メカマミーのメカぶりとか見たかったものが見られて大層満足しましたが、この日はせっかく松野さんが涙ながらに更正させた高木さんが冤罪でタイーホされてしまうという大変ショッキングな出来事が。いつも素晴らしい写真と素敵なレビュウを書いておられるid:montblancさんことエクストリームパーティさんの観戦記はこちらです。http://xxtreme.web.infoseek.co.jp/ていうかどうしてこんな詳細いつも覚えてらっしゃるんですか。しかも写真撮りながら。神業ですよホントに。ああそれにしても高木さんが中島みゆきの歌声に乗ってスローモーションで連行されていく切なさときたら。
この日もう1つ私の心にやたら胸に響いたのが、実はユニオンでした。ユニオンのメンバー同志で、何もそこまでやらなくても、と思うほどに痛そうなデスマッチを見せてくれたのですが、澤田さんとこのメンバーがやりたいことが痛いほどに伝わってきて何だか切なくなりました。ああポイズン澤田というレスラーは意外なまでに昔気質なんだ、笑われようが何だろうがこういうゴツゴツしたプロレスがしたいんだ、とようやくわかった試合でした。